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看護師のボーナスまとめ!夏と冬の違いや貰える時期は?
看護師というハードな仕事をされているみなさんにとって、ボーナスをもらったときの喜びは格別かもしれません。そこで今回は、「看護師のボーナス」について以下の様なコンテンツをお届けします。
● 看護師のボーナスの時期、夏と冬いつ頃もらえる?
● 看護師1年目、ボーナスはどうなる?
● 看護師のボーナス、夏と冬の相場は?何か月分?
● 看護師のボーナスが高いのはどういう時?
● 看護師のボーナスは他の職種と比べて高い?
● 看護師のボーナスに関する疑問と回答
● 看護師ボーナスの手取り、計算方法
● ボーナスが少ない場合の対処法
何か気になるコンテンツがあれば、気軽にチェックしてみてくださいね。
看護師のボーナスとは?いつごろ貰える?夏のボーナスと冬のボーナスの基本的な支給日は?
看護師も一般の企業と同様、夏と冬の年2回ボーナスが支給されるのが一般的です。
しかし、ボーナスとはもともと労働基準法などに支給の義務が定められているものではないので、ボーナスを払うかどうかはそれぞれの病院や診療所の判断に任されています。
ボーナスが支給されない病院もある?ボーナス額はどうやって決まるの?
平成29年度医療業の夏のボーナスでは78.8%、冬のボーナスでは83.8%の企業が支払ったという調査結果が出ています。(厚生労働省毎月勤労統計調査 全国調査より)
賞与は出た利益を業績や在籍分によって分配するものなので、経営状態がうまくいっていない場合、どうしてもボーナス額は影響を受けてしまいます。
家族経営の零細企業など、ボーナスが支給されない職場もあることをあらかじめ知っておくとよいですね。
ボーナスが支給される一般の病院や診療所では、その時期や基準について就業規則に記載されます。
経営者の裁量で決められるものとはいえ、毎回大幅に違う金額が支給されるという事はありません。これから就職を検討する人は、あらかじめ給与面についてよくチェックしておくとよいと思います。
ではここから、看護師のボーナスの一般的な支給時期について見ていきます。
夏のボーナスの基本的な支給日ともらえる時期
看護師の夏のボーナスは6〜7月、特に6月中旬〜7月初旬にもらえることが多いですが、支給日はそれぞれの勤務先によって様々です。
一方、自衛隊や国立施設で働く国家公務員看護師の場合、法律によってきちんと定められ、「夏のボーナスは6月1日」に支給されます。
また、公立病院や保健所・保育園など公立施設で働く公務員看護師のボーナスも、それぞれの地方公務員のボーナス支給日(条例によって定められている)に準じる形になっています。その日付を支給時期の目安とするとよいです。
冬のボーナスの基本的な支給日ともらえる時期
冬のボーナスも12月、特に12月初旬に多く支給されるのが一般的ですが、夏と同様、支給日は勤務地によりまちまちです。
国家公務員看護師は「冬のボーナスは12月10日」と定められ、地方公務員もそれに準じて定められています。法律で決められた日付が土日や祝日にあたる日は、金曜日やその前日に繰り上げて支給されます。
看護師1年目、2年目の新人ナースでもボーナスは貰える?新卒でも夏と冬年2回支給される?
看護師1年目の夏、ボーナスはもらえる?
4月から働き始めたばかりの新人ナースでも夏のボーナスはもらえるのでしょうか?
新生活のためにあれこれ必要なものもあるし、ボーナス払いにできればありがたいという気持ちはよくわかります。
しかし、通常6か月間の査定期間での評価によって支給額が決められるのがボーナスです。働き始めて3か月の新卒の看護師では査定期間が短く、ボーナスは支給されないこともあるのが現状です。
とはいえ、慣れない職場で思ったよりハードな看護業務、人間関係など新人だからこそのストレスを抱えている新人ナースをねぎらい、モチベーションアップのために寸志程度のボーナスを支給してくれる職場は多くあります。
看護師1年目の冬、ボーナスはもらえる?
看護師1年目でも、査定期間が過ぎた冬のボーナスからは満額がもらえるのが一般的です。
夏はおまけ程度のところが多いので、この冬のボーナスは初任給のようにとても嬉しいものになるはずです。
この頃には仕事にも慣れますので、つらい思いをしている新人ナースもこの冬のボーナスを楽しみにすると乗り越えられるのではないでしょうか?
看護師2年目、夏のボーナスの時期に気をつけること!
看護師2年目の夏ともなれば、きちんとしたボーナスをもらうのも冬に続けて2回目なので余裕が出てくるのではないでしょうか?
ボーナスは基本給の何か月分という基準がありますが、実際には保険料や税金などが引かれ、手取り額は思っていたより少なくなるものですよね。(ボーナスの手取りを計算する方法は後述します。お楽しみに。)
実は新卒で働き始めた人には、1年目に払わなかった住民税が2年目からはかかってきます。
住民税は毎年1月1日から12月31日までのボーナスを含む所得金額によって決まってくる税金です。前年分の住民税が計算され、6月以降の1年間に給料から天引きされるのが一般的です。
所得税のようにボーナスから控除されることはないのが一般的ですが、6月以降月割りして引かれるので、分割での買い物には気をつけましょう。
看護師1年目のボーナスの相場は?2年以降のボーナス相場と比べると?
看護師1年目のボーナスは、夏はもらえればありがたい程度で、冬は満額、つまり全賞与額の半分をもらえるのが一般的です。
言い換えると、夏は「ボーナスなし〜給与の半分程度(約10万円ぐらいまで)」が多く、冬は「基本給(各種手当を引いた給料)の1〜2倍ぐらい」というのが相場です。
民間のボーナスと比較して決められる公務員のボーナスについても、新卒公務員の夏が9万程度〜10万程度、冬が31万程度〜38万程度とされています。
夏と冬のボーナスを合わせた年間ボーナスは、ナース1年目では基本給の1〜2.5ヵ月分(20万円〜50万円)ぐらいになります。
1年目はボーナスの査定期間が12か月に満たないため、どうしても2年以降と比べて少なくなってしまいますが、2年目以降は普通にもらえますので少しの辛抱ですね。
ボーナスの額は大きな病院や大学病院などが最もよく、小規模経営では低い傾向にあるようです。
2年目以降のボーナスは、雇用契約にあった分(基本給の何か月分)に業績などを考慮して支給されます。20代前半の新人看護師の年間ボ−ナスの平均は約50万円です。
看護師のボーナスの平均支給額は?手取りはどれぐらい?
夏のボーナスと冬のボーナスはどう違うの?
夏のボーナスと冬のボーナスには、支給時期以外の違いはあまりありません。違いがあるとすれば、「支給額」についてです。
一般的に、夏のボーナスに比べると冬のボーナスの方が若干多く支払われることが多く、看護師業界も例外ではありません。
その理由としては、夏はまだ1年の前半で今後の経営状態が予測しにくいことや、年末年始に最も出費が重なる事への配慮などがあります。
しかし、その違いはごくわずかであることが多いようです。2016年度の民間企業のボーナスについて見ると、夏の平均は36.5万円、冬の平均は37万円(厚生労働省毎月勤労統計調査より)となっており、その違いは5千円です。
労働組合の圧力によって、夏冬均等に分ける企業もあります。看護師のボーナスについても同様で、夏と冬でそれほど違いはないのが一般的です。
ただし公務員については、2017年国家公務員の冬のボーナスが681,500円、2018年夏のボーナスが652,600円(内閣官房内閣人事局 新着情報より)と、よりその差がハッキリしていると言われています。
看護師のボーナスの平均支給額ってどれぐらい?何か月分貰えるのが相場?
厚生省の調べによると、2017年度の看護師のボーナス平均支給額は年間で799,900円となっています。
きまって支給する現金給与額(手当を含む月給)の平均が331.900円であることから、月給の約2.5ヵ月分貰えるのが平均と言えるでしょう。各種手当の含まれていない基本給で考えるならば、3、4ヵ月分が平均ですね。
データ上でボーナスの平均値を出すのは簡単ですが、実際の相場を知るのは難しいものです。
なぜなら、ボーナスの額は年間40万ぐらいから150万ぐらいまで幅広く、普通はこのぐらい、といった言い方をするのが難しいからです。
ここでは平均をとって、月給の約2.5倍もしくは基本給の3.4ヶ月分が相場としておきます。
准看護師になると、年間ボーナスの平均は657,200円となるため、正看護師と年間約15万円もの差が出ています。基本給が違うだけでなく、一般的に管理職になれない点もボーナス額に差をつける原因になっています。
看護師のボーナスは役職や経験年数、勤務する病院によっても違う?
看護師のボーナスの金額の違いは何に左右されるのでしょう?
ボーナスの額は、看護師自身の勤続年数や業務評価、貢献度によって変わってくるだけではなく、勤務先の経営状況にも左右されます。
貢献度が高い役職はボーナスも高く支給される!?
ボーナスの額は基本給の何倍という基準に則って決められることが多いのが現状です。
日本介護協会では、ボーナスに「夜勤労働の負担に応じた加算評価」や「人事考課制度などの査定による加算評価」を含めるよう改善案を示しており、これに準じる病院も多いと考えられます。
役職をもつ看護師はそれだけ病院にとって貢献度が高いという事なので当然評価され、ボーナスも高く支給されます。
役職手当だけで基本給は変わらないという職場であればボーナスの額はさほど変わらないかもしれませんが、一般に基本給が上がるためボーナスも多くなります。
こんなに違う!管理職ナースと非管理職ナースのボーナスの違い
少し古いデータになりますが、2012年度の病院勤務看護師のボーナス平均値は、非管理職(平均年齢36歳)で891,909円、中間管理職(主任以上、平均年齢46.6歳)で1.245,754円、管理職(副看護部長以上、平均年齢53.9歳)で1.490,389円という結果が出ています。
≪出典:公益社団法人 日本看護協会の調査≫
これは看護師平均ボーナスの799,900円と比べるととても高いですね。
経験年数も重要!勤続4年未満の看護師と5年以上の看護師のボーナス平均額を比較
また、経験年数も重要なポイントです。現在年功によって賃金を決定する病院がほとんどで、実力や年功以外の理由だけでボーナス額を決める病院はまずないようです。
2017年度の厚生省による賃金構造基本統計調査によると、60歳を迎えるまで勤続年数、年齢があがるに伴い、年間ボーナスの平均もあがっています。
≪出典:厚生省 賃金構造基本統計調査≫
35歳〜39歳の女性看護師を例にとってみると、経験1〜4年では年間平均ボーナスが752.800円であるのに対して、経験5〜9年の場合は835,200円、経験10〜14年では850,600円、経験15年以上では959,700円と年功による評価が反映されていることがわかります。
その他、勤務先の病院・診療所の経営状態によってもボーナス額は変わってきます。
従業員をたくさん抱える大病院ほど経営が安定しているため、ボーナス平均額も高く、小規模のところほど低い傾向にあります。
看護師のボーナスは他の職種と比べて高い?
看護師はボーナスがいいと言われますが、実際のところはどうなのでしょう?
2017年度の年間ボーナスの平均で、他職種のボーナスと比べてみましょう。看護師の平均は799,900円です。
看護師の年間平均ボーナス額と多職種との比較
他職種 | 年間平均ボーナス額 |
---|---|
高等学校教員 | 1582.700円 |
保育士 | 662.500円 |
航空機客室乗務員 | 638.400円 |
保険外交員 | 496.300円 |
百貨店店員 | 432.100円 |
ワープロ・オペレーター | 433.400円 |
調理師 | 351.400円 |
ホームヘルパー | 297.600円 |
スーパー店チェッカー | 178.500円 |
これら他業種のボーナスと比べても看護職のボーナスは高いことがわかりますね。また、医療関係の職種においてもそれなりの待遇がされていると言えます。
医療関係の職種 | 年間平均ボーナス額 |
---|---|
医師 | 902.900円 |
臨床検査技師 | 862.600円 |
診療放射線、診療エックス線技師 | 861.300円 |
薬剤師 | 778.600円 |
理学療法士・作業療法士 | 639.900円 |
栄養士 | 573.800円 |
歯科衛生師 | 412.700円 |
看護師のボーナス支給に関する良くある疑問と回答まとめ!
看護師のボーナスについて説明してきましたが、やはりみんな大好きなお金に関することだけに、気になることはまだまだたくさんあるようです。看護師のボーナスに関する疑問や質問に回答していきます。
アルバイトやパートなどの非常勤、派遣看護師でもボーナスは支給される?
アルバイトやパートなどの非常勤看護師、派遣看護師のメリットは、自分の希望する期間や時間帯で仕事でき、わずらわしい人間関係やサービス残業に束縛されないところです。
勤務時間に対する報酬を受け取る雇用形態(非常勤は職場から、派遣は派遣会社から給料が出る)なので、長時間働く常勤の看護師と比べたら金銭面でも福利厚生の面でも待遇が悪くなるのは仕方がありません。
手当等がないため、時給や日給は多めに設定されているところもありますが、ボーナスに関しては支給されないのが普通です。ただ、まれに非常勤でも寸志程度のボーナスを支給してくれるところもあります。
公務員看護師のボーナスは一般の看護師よりも支給額が多い?
2018年度の国家公務員の夏のボーナスの平均は平均655,735円、また2017年度冬のボーナスの平均は681,500円でした。
年度が違いますが、合計すると年間1.337,235円ですので、民間の平均799,900円と比べるとかなり多くもらえることがわかります。
また、公務員ではないが準公務員とされる、旧国営病院で働く看護師の給料もそれに近いものがあります。
国立病院機構で働く準公務員看護師のボーナスは2017年度で年間平均1.220,000円でした。
大学病院や都立病院など、大きい施設では個人病棟やクリニックより貰えるボーナスは多いの?
大きい施設ではより経営が安定しているため、小規模経営の診療所よりも安定して高いボーナスがもらえる傾向があります。
25〜29歳の女性看護師を例にとると、従業員10人〜99人規模の事業世帯では年間ボーナス平均額は431.500円、100人〜999人規模で636,600円、1000人以上規模で852,400円となっています。
国立病院・大学病院・公立病院や民間でも大きな総合病院に人気が集まるのはこのためです。
産休中や育休中のママさん看護師もボーナスは支給される?
同じ休みでも産休と育休とでは少し性質が違っています。産休は出産後8週間の、働いてはいけないと法律に定められている期間を含むからです。
産後8週間の産休は合法的な休暇なので、これを理由に解雇することは許されていませんが、産休中の給料については何も規定がありません。
また、申請して取得することのできる産前休暇や産後休暇の延長中、育児休暇取得時のボーナスについても、それぞれの病院やクリニックの判断に委ねられており、法律に決められているわけではありません。
長期の休暇を取得した場合、ボーナスの対象外とする規定を設けているところもありますし、休業中は欠勤扱いとなるため、お給料もボーナスも出ないところもあります。
施設や職場によってボーナスの支給基準が違う!まずは職場や同僚などに聞いてみるのが大事!
ただ、全支給対象期間から休暇期間分をカットしてボーナスを支給するというケースもあります。
例えば2か月休暇を取った場合、4か月間分をボーナスの対象月として計算するわけです。出産・育児にお金がかかる時期です。
少しでもボーナスがもらえればありがたいので、それぞれの職場に問い合わせてみるとよいですね。
これに対して公務員看護師はずいぶん待遇が良くなっています。産休は産前も産後も有給休暇扱いになるため、休暇中の給料もボーナスも支払われます。
育休に関しては休業となるため給料は支払われず、その間のボーナスは査定対象になりません。
退職予定後にボーナス支給日がある場合、退職前の数か月分はボーナスが貰える?
ボーナスは労働に対する賃金という位置づけにはなっていません。あくまで事業主の任意で支給される配当金であって、ボーナスの査定期間中働いたからといって、それを受け取る権利を主張することはできないのです。
また、支給日に在籍している者のみに支給するという慣行も古くからあり、実際その趣旨の就業規則は有効として、支給日前に退職した者にボーナスを与えなかった判例もあります。
賢いのはボーナスをもらってからの退職!転職活動はいつ始めるべき?
ボーナスをもらってから退職するというのは気が引けるかもしれませんが、そういう看護師は多くいます。
退職を1か月前には申し出るという就業規則さえ守っていれば問題ありませんので、ボーナスをもらってからやめると良いですよ。
転職を考えている場合は、ボーナス支給前から求人探しを始め、夏のボーナス支給後の6月7月、冬のボーナス支給後の12月1月が求人も多く絶好のタイミングです。
ボーナスの計算方法!手取りはどれぐらいになる?
待ちに待った初ボーナス、もらえる時は嬉しいものですが、実際貰ってみると思っていたよりずいぶん少なくがっかり、という人もいるかもしれませんね。
ボーナス払いで買い物を検討中の人も、実際の手取りボーナス額がいくらぐらいになるかはあらかじめ知っておいた方が賢明です。ここでは、ボーナスの手取り分を大まかに計算する方法をお伝えします。
ボーナスの計算方法と基本給の関係!残業や夜勤手当は計算に含まれる?
雇用契約や求人情報には、「賞与年2回・4ヵ月分」などと書かれています。
これを見て、「今お給料を月30万貰っているから年に120万のボーナスがもらえるんだ。」と考えるのは第1の大きな間違いです。
この場合、毎月の額面での給与額ではなく、手当てなどを引いた基本給をベースに考えなくてはいけません。
毎月貰う残業手当や夜勤手当、その他もろもろの手当てはボーナスには全く関係せず、あくまで基本給が元となります。
ボーナスから惹かれる税金と保険料。実際に受け取れるのは?
第2の間違いは基本給の4ヵ月分がすべてもらえると考えることです。実際にはこの額面からいろいろ引かれて受け取れるのは8割〜8.5割程度なのです。
ボーナスからは大きく社会保険料と所得税が引かれます。
社会保険料には健康保険料(40歳以上の人は介護保険料も含まれる)・厚生年金保険料・雇用保険料の3つがあり、それぞれについて計算していきます。
健康保険料・厚生年金保険料の率は都道府県や年、年齢によっても若干違ってきますがここでは健康保険料9.9%、厚生年金保険料18.3%で考えます。
保険料率については(全国健康保険協会 平成29年度保険料額表)を参照して下さい。
被保険者と会社は半分ずつ払うことになっていますから、以下のような計算をします。
@健康保険料の計算
ボーナス額×9.9%÷2
ただし、40歳以上の場合、健康保険と介護保険を足した料率が約11.47%なので、9.9ではなく11.47%をかける
A厚生年金保険料の計算
ボーナス額×18.3%÷2
B雇用保険料の計算
最後に所得税の計算です。源泉所得税は前月の社会保険料を引いた後の給与と扶養親族の数によって決まってきます。
国税庁ホームページ賞与に対する源泉徴収税率を参照し、自分の源泉徴収税率を求めます。
C所得税の計算
前月の社会保険料を引いた後の給与×税率
Dボーナス手取り分の計算
ボーナスの額面金額−(社会保険料の合計+所得税)
この答えがボーナスの手取り分となります。では、具体的に見ていきましょう。
具体的なボーナスと手取り例
Aさん、26歳、ボーナス40万円、前月給料から社会保険料を引いた額17万円、扶養なしの場合
@健康保険料 | 400000(ボーナス額)×9.9%(健康保険料率)÷2
=19800 |
---|---|
A厚生年金保険料 | 400000(ボーナス額)×18.3%(厚生年金保険料率)÷2
=36600 |
B雇用保険料 | 400000(ボーナス額)×0.3%(雇用保険料率)
=1200 |
C所得税 | 170000(前月の給料から社会保険料を引いた額)×4.084%(税率)
=6942 |
Dボーナスの手取り | 400000(ボーナス額)−(@+A+B+C)
=400000−64542=335458 |
つまり、40万円のボーナスがあったが、実際手元に受け取れるのは33万5千円ほどです。この計算も面倒で嫌な人は、大体「額面の8割程度」と覚えておくとよいかのしれません。
看護師のボーナスが少ない場合どうしたらいい?
こうして求めた手取りのボーナスを見ていかがでしたでしょうか?
看護の仕事は比較的金銭面での待遇が良いとは言われても、残業や夜勤で生活が不規則になる、体力労働である、命に関わる仕事だけに責任が大きいなどの面から割に合わない、と感じる看護師も多いようです。
看護師の平均ボーナスは799,900円でした。看護師歴がまだ5年以下という場合はそれほど気にすることもないですが、それ以上の勤続年数でかなりハードに働いているのに平均以下しか支給されていないという場合には、もう一度冷静に考えてみる必要もありそうです。
ボーナスが少ないと感じた時の対処法
ボーナス額決定の要因には、基本給、勤続年数のほか、査定期間での実績評価も挙げられます。プラスの査定が得られるように働き方を工夫してみるという方法もあります。
人が嫌がる仕事、責任ある仕事、夜勤なども積極的に引き受けると評価してくれ、ボーナスアップが見込める可能性もあります。
年功序列を重んじる職場で、年配の先輩看護師がそれなりのボーナスをもらっている職場ならば、働き続けるのも一つの方法です。
勤続年数の長い看護師ほどボーナスがたくさん支給されるという事は調査結果によって明らかになっています。
また、専門資格取得や昇進を目指してスキルアップに力を入れるのもいいかもしれません。大学病院などでは資格を持つ看護師には手当がつきます。
しかし小規模の職場ではそういったことが求められていないところもありますのでよく状況を見極めましょう。
こういった努力をしても、やはり支給額に反映されずつらいという場合、転職という選択肢について考えてみる必要があるかもしれません。
いろいろな求人案内を見てみるといったところからはじめてもよいのではないでしょうか?
基本給アップを目指すのもひとつの方法!
ボーナス支給額の少なさに不満を感じている人はボーナス支給アップを期待できる求人ばかりに目がいってしまうかもしれません。
しかし、いくら不況の煽りを受けにくい医療業界とはいえ、ボーナスというのは不確定要素が強いものであることは否めません。
一方、病院やクリニックの賃金形態は多種多様で、ボーナスは少ないが基本給が比較的良いところや、ボーナスよりも手当をたくさん出すところなどいろいろあります。
今の職場より基本給が高く、ボーナス支給実績も比較的高い、安心感のある職場は収入アップの可能性が高まります。
ボーナスの少なさでお悩みの方は、基本給アップを意識して求人探しをしてみるのもよいかもしれません。
ボーナスが沢山貰える!?高給与の求人がみつかるオススメの転職エージェント3選!
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- 看護師の中でも女性の疾患に特化した婦人科の看護師、その仕事内容や給料については一般の内科や外科などで勤務する看護師とどういった違いがあるのでしょうか?今回は婦人科で働く看護師の給料や仕事内容についてをまとめてみました。もしあなたが婦人科に興味があるようでしたら、是非一度目を通しておいてもらえれば、きっと役に立てるのではないかと思います。
- 救急看護師の給料と仕事
- 看護師の中でも救命救急センターなどに勤める救急看護師の仕事内容についてまとめました。基本的な役割や、勤務する事のメリット、デメリット、実際に求人で募集されている給料や年収などについても紹介していますので、今後救急センターなどへの転職を考えている場合は是非目をとおして下さいね。
- 透析看護の給料とやりがい
- 透析看護の仕事内容や給料、やりがいや魅力に関して今回はまとめてみました。スキルアップを目指して転職を考えていたり、今の給与に不満がある場合などは透析看護についても気になっているかと思いますので、是非こちらを参考に魅力的な転職先かどうか?を見極めてもらえればと思います。
- 介護施設の給料と仕事内容
- 看護師の中でも、優良老人ホームなどの介護施設で働く人もいます。今回はそんな介護施設で働く看護師の給料と仕事内容に関してまとめてみました。介護施設で働く看護師のやりがいや役割などについても紹介していますので、今後介護施設への転職は復職を検討しているなら、是非参考にしてもらえればと思います。
- 男性看護師の給料と仕事
- 看護師は女性が多いと言う事もあり、病院や施設内での男性看護師の仕事内容や役割に関しては、男性に特化したものもあります。今回はそんな男性看護師の仕事内容や給料、平均年収や役割などについてまとめてみました。
- 新人看護師の平均年収
- 新人看護師でも「思っていたより手取りが安い・・・」という理由から、他一般の看護師の給料が気になると言う人も少なくありません。今回はそんな新人看護師の平均年収や給与状況に関してまとめてみました。
- 企業で働く看護師の給料
- 看護師の病院以外の勤務先と言えば、企業の医務室や健康管理室を挙げる事が出来ますが、そんな”企業で働く看護師”について、今回は年収や給与事情、求人の探し方などをまとめてみました。もし今後企業で働きたいと考えているようでしたら、是非参考にしてもらえればと思います。
- 外来看護師の給料
- 看護師の働き方としては、一般的な内科や外科はもちろん、様々な科や病院があります。今回はそんな中でも、”外来勤務”の看護師に関して、その給料や仕事内容、役割や働くメリット等をまとめてみました。もし外来看護師に興味があると言う事なら、是非参考にしてくださいね。
- 訪問看護師の給料
- 今回は看護師の中でも”訪問看護師”に関して、その仕事内容や役割、平均年収などの給与状況などをまとめてみました。求人募集についても調査していますので、今後転職を考えていると言う事なら、是非チェックしてみてくださいね。
- 介護施設の給料と仕事内容
- 看護師が活躍する職場の一つに介護施設があります。介護施設はきついというイメージのある仕事ですがとてもやりがいのある仕事です。実際の介護施設の仕事内容や給料相場などくわしくまとめています。また、高待遇な介護施設の求人の探し方も紹介していますので、介護施設への転職を考えている方は是非参考にしてください。
- 外来勤務看護師の仕事や給料!
- 同じ病院でも外来担当として勤務している看護師の仕事内容は他の看護師に比べて大変なのでしょうか。夜勤はあるのでしょうか?外来勤務の看護師の仕事内容や給料、外来勤務のメリット・デメリットなどについてまとめました。また、外来勤務の看護師の求人や面接で成功する志望動機などについてまとめていますので是非参考にしてください。
- 大学病院と民間病院の給料や仕事
- 看護師が活躍する現場の多くは病院です。病院の中でも大学病院と民間病院がありますが、仕事内容や給料に違いはあるのでしょうか。大学病院と民間病院の違いや、看護師の仕事内容、給料相場などについてまとめました。病院勤務への転職を考えている看護師の方は是非参考にしてください。
- 年収アップの方法と転職まとめ
- 長年勤めても給料が上がらない・・・年収が頭打ちで転職するべきか迷っている・・・という看護師は少なくありません。ただ転職を考えても、今より待遇の良い所はあるのか、採用してもらえるか、など不安はつきません。そこで看護師の年収アップの方法やコツ、転職先の選び方、探し方などを詳しく紹介します!
- 准看護師から正看護師、地位と給料
- 准看護師から正看護師になった場合、給料はアップしますし、任される仕事も多くなります。准看護師から正看護師になった場合どのくらい給料が違うのか、地位や待遇は変わるのか、などについてまとめました。また、同じ職場で准看護師から正看護師になった場合の苦労や、良かった事などもまとめています。